計算結果を保存したいの!(変数)
さて、計算の方法を見てきましたが、例えば計算して出した結果を別の処理で使いたいとします。いちいち計算式を書くわけには行きませんね。
こういうときに使うのが変数です。変数を使うと、値を保存することができます。
変数を宣言する
数学の証明などでも、「 は〇〇とする〜」のように但し書きしてからその文字を使いますよね。この作業のことを、変数の宣言といいます。
変数を宣言するには、varまたはletを使います。どちらを使っても大丈夫です(letは新しい記法として登場)。
変数の宣言は、最初にその変数が登場する1回だけ行います。変数の宣言と同時に値を代入することもできます。
Javascriptにおいて変数をいじくる操作を終えたあとは、必ず;を入れて操作が終わったことを示しましょう。ないとエラーが出ます。こわいね。
var a = 20;
let namaeWaNandemoDaijoubudesu = 10;
var ea;
変数に代入した値を呼び出す
変数に数字を代入したあと呼び出したくなったら、数学の文字式と同じ要領で、変数の名前を書くことで呼び出しを行えます。
さぁ、ではここまでの知識を使って下のコードを読んでみましょう。
let x = 30;
let y = 20;
let result = x * y;
答え(クリックで展開)
正解は、
- 変数
xを定義、そのまま30を代入 - 変数
yを定義、そのまま20を代入 - 変数
resultを定義、変数xと変数yの積を代入
正解できましたか?このあたりで、変数を使って計算する練習をしてみましょう!
【練習】変数の宣言・代入・呼び出し / 四則計算
mbase.htmlを編集して、以下の動作をJavascriptで書き表して実行してみましょう。
- 変数
aを定義、そのまま15を代入 - 変数
bを定義、6の3乗を代入 - 変数
resultを定義し、「変数aから6引いたものと変数bの積」を代入
ファイル mbase.html をダウンロード
1944になったら大正解!これで変数はバッチリです!